債券と株との働きを両方あわせ持ったのが「転換社債」。「債券」を「株式」に転換できるものです。

債券と株との働きを両方あわせ持った「転換社債」とは


債券と株との働きを両方あわせ持ったのが「転換社債」。「債券」を「株式」に転換できるものです。英語では「チェンジブル・ボンド」(CB)といいいます。「株価」が転換価格を上回ったならば、「株式」に転換して売却することによって「株式売却益」が得られます。しかし、わざわざ転換しなくても、「転換社債」を「債券」のまま証券市場で売却しても同様の利益を得ることは可能です。
「転換社債」の価格は「株価」と基本的に連動するもの。たとえば、転換価格が1,000円で額面が100万円の「転換社債」があるとします。「株価」が1,100円の時に110万円で買うことができれば、「株価」が1,500円の時には150万円前後で売却可能になるはずです。つまり「債券」としてそのまま売却し値上がり益を得ても、転換して株式の形で売却しても、さほど「利回り」は変わりません。
「転換社債」の期間はふつう2年から最長で15年です。額面は10万円、50万円、100万円といったようにさまざまです。利子は年に1〜2回支払われ、20%の分離課税が適用となります。新しく発行された債券「新発債」で購入して「株価」が思うように上がらず、「株式」に転換しないまま持っていても、「普通社債」と同じように定期的に利子を得ることはできます。ただし、すでに発行済みの債券「既発債」を額面よりも高い価格で購入し、その後「株価」が下落した場合は別です。「転換社債」の価格の下落分を利子の総額でもカバーできず、結果的に「利回り」がマイナスとなって損出になるケースもあります。

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