「債券」の証書の裏面には、額面金額と期間とともに「年利率」が記されてあります。

知っておきたい債券の基礎知識「表面利率」と「利回り」


「債券」の証書の裏面には、額面金額と期間とともに「年利率」が記されてあります。これは「表面利率」というもので、毎年受け取る利息の割合を示した数字です。この「表面利率」は発行時に決められていて、「国債」を中心に半年ごとに利息が払われるしくみになっています。
これに対して「利回り」は、その「債券」がもたらす年間あたりの収益のこと。「債券価格」」「表面利率」「残存期間」の3つの要素で決まるものです。この中の「表面利率」と「残存期間」は常にわかるため、「債券価格」がわかれば「利回り」を算出することができます。「債券」の利回りは「残存期間」に応じて異なる性格があります。一般に短期間であれば金利が低く、長期間であると金利も高いことが多いのですが、実際には経済や物価の影響から逆のケースも生じます。
また、「債券」の売り出し価格が額面より高いと、「利回り」は「表面利率」よりも低くなります。逆に売り出し価格が額面より低いと、「利回り」は「表面利率」よりも高くなります。これが「債券」を選ぶ時の鉄則にもなります。ただし、売却ではこれらの関係と反対の現象が起きます。「売却価格」が購入価格よりも上がれば、「利回り」にその利益が計上されます。また、購入価格より下がれば、その分の利益がけずられることになるのです。このように「利回り」を見ることによって、「債券」が割安か割高なのか比較することができるというわけです。

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